妊娠中の糖分・塩分の取りすぎについて!叱られました

妊娠後期

妊娠中に糖分や塩分を取りすぎてしまうとどんな恐ろしいことが起きるのか、という話をお医者さんと助産師さんから聞きました。。はい。お叱りを受けたのであります。

今回はエコー検診の後に助産師さんと1対1での面談があり、生活習慣はどうか、食生活はどうか、などなど結構詳しく聞かれるのです。。このような面談は定期的にあり、自分を見直せる機会にもなるのでためにはなるのですが…。

かめたん

基本的にだらしない生活を送っているわたしは、叱られることが多いのでちょっとしんどいです☆w妊婦として自覚を持たなければ…

お医者さんや助産師さんに言われたことや、怖い病気についてなどまとめましたのでご覧ください(*´Д`)

糖分や塩分を取りすぎるとどうなる?

妊娠中に妊娠前と同じようにお菓子をたくさん食べたり、外食をしたり、食べ物に気を配らずに好きなものを食べていると、塩分・糖分の取りすぎになってしまいます。

なぜ妊娠前と同じ食生活を送ってはいけないの?と思う方もいるかもしれません。そして生活習慣や食事を変えることは容易ではありません。意識的に自分で変えないと変わらないのが現実です。ついつい楽な方、、に行ってしまうのであります( ゚Д゚) 

なぜ妊娠前と同じ食生活ではダメなの?

それはずばり赤ちゃんがお腹の中にいるからです!母体の中にいる赤ちゃんが成長するためにはお母さんの食事から栄養をもらうしかないのです。

そしてお母さんが食べたものがダイレクトに赤ちゃんに行くそうです…!そう考えると甘いものや濃いもの、食品添加物の多いものなど食べ過ぎたら…赤ちゃんにそのままいってしまうの!?想像しただけでも怖いですよね…。

糖分の取りすぎについて

特に糖分。アイスクリームをたまに食べていますと正直にお医者さんと助産師さんに話したところ、

アイスクリームはやめて下さい。冷えるし、糖分量が多いし良いことは一つもありません。糖分の取りすぎはどうなるか、お話しますね。

かめたん

はい…。

糖分はお母さんの血液にのって赤ちゃんへと直接運ばれます。そうすると、お母さんが妊娠糖尿病になりやすくなり、更には生まれてくる赤ちゃんが糖尿病になりやすい体質になってしまうのです。
そしてお母さんが一度妊娠糖尿病にかかってしまうと、出産後は普通の糖尿病になる方が多く一生付き合っていかなければなりません。一度糖尿病にかかると、治すことが出来ませんので、薬との付き合いが一生続くということになります。

かめたん

はい…!

とても怖い病気なのです。私たちは日々現場で様々な怖い病気など見てきています。大丈夫だった方が出産中に急激に血糖値があがりすぎてしまい、母子ともに命の危険に繋がる…そんな予期せぬことだってあるのです。ですので、アイスクリームなど、甘いものは辞めて下さいね。おやつは片手分のナッツややきいもなどにしましょう。

かめたん

わかりました…。

妊娠糖尿病とは

妊娠をきっかけに初めて発症した糖代謝異常のことで、妊娠前は特に異常がなくても妊娠後のホルモン分泌の影響で血糖値が上がってしまうことがあります。妊娠糖尿病になると、母体と赤ちゃんの両方に影響が出ることがあるため注意が必要です。

ほ乳類は基本的に妊娠中は食後の血糖が高めになる機能が働いているそうです。野生では常に十分な食料があるとは言えないため、より多くの栄養を赤ちゃんに与えようとする自然な働きだと考えられているとのこと。
 
かめたん

赤ちゃんを育てるための自然なことわりなんだなぁ。

妊娠糖尿病になりやすい人の特徴

●糖尿病の家族のいる妊婦
●肥満妊婦
●35歳以上の妊婦
●4000g以上の赤ちゃんを出産したことがある妊婦
●原因不明の流早産3回以上
●羊水が多い妊婦
●妊娠高血圧症候群の妊婦
など

妊娠糖尿病になるとどんな問題があるの?

妊娠糖尿病になると食後の血糖が以上に高くなり、赤ちゃんへと流れる糖の量が増えます。すると赤ちゃんは太りやすくなり、赤ちゃん自身が将来的に糖尿病になりやすい体質になってしまいます。他にも赤ちゃんの合併症として心臓の肥大メタボになりやすいなどもあげられます。

妊娠中に赤ちゃんが太りすぎてしまうと、普通に母体から出てくることが難しくなります。そのために分娩が長時間になったり、帝王切開になったりします。他にも羊水量の異常子宮内胎児の死亡などがあげられます。

怖い!こわすぎる…!妊娠糖尿病…他人事じゃないぞ~。。気をつけます…!

塩分の取りすぎについて

助産師さん

外食の頻度や濃い味のものを食べていないか聞かせて下さい。

かめたん

外食は一週間に一度ぐらいしてしまっています…。家ではなるべく濃い味にならないように心がけています…。

助産師さん

そうですか。外食はまずいですね。お店の食事はおいしい味にしようと、濃い味のものがほとんどです。濃いということは、塩分が多く入っています。せめて一か月に一回に減らして下さい。妊婦さんの塩分の取りすぎは妊娠高血圧症候群という病気に繋がってしまいます。

かめたん

わかりました…!

妊娠高血圧症候群とは

妊娠前や妊娠初期は血圧が高くなかったのに、妊婦の途中から血圧が上がり始め140/90を超えてくるのが妊娠高血圧の典型と言われています。妊娠末期に近づくにつれて発症しやすくなる病気です。

妊娠高血圧症候群になりやすい人の特徴

●肥満妊婦
●偏食が多い妊婦
●濃い味が好きな妊婦
●ストレスをためている妊婦
●喫煙
●糖尿病・高血圧の家系
●心臓・肝臓・腎臓に持病がある妊婦
●40歳以上の妊婦
●双子など多胎妊婦
●初産婦
など

妊娠高血圧症候群になるとどんな問題があるの?

妊娠高血圧症候群になると全身の血管が収縮し、血液循環が悪くなります。すると血圧があがり腎臓の機能が低下しタンパク尿が出ます。血液循環が悪いと胎盤への血流も悪くなり、赤ちゃんの発育の妨げ早産や未熟児産・死産が起こる可能性が高くなります。重症になると、母体がけいれん発作を起こすこともあり、母子ともに危険な病気です。他にはむくみ肝臓・腎臓などの機能障害帝王切開になる確率の上昇脳出血などがあげられます。

赤ちゃんへの影響としては、胎盤の機能が悪くなり成長の停止陣痛のストレスに耐え切れず仮死状態になったり胎児死亡を来たす場合があるなどです。

かめたん

怖すぎて…震えます…妊娠糖尿病と同じく本気で他人事じゃあーない!!(;´・ω・)

妊娠高血圧症候群の予防法

①体重増加
肥満や急な体重増加は諸症状のリスクが伴います。妊娠中期以降の一週間に500g以上の増加は要注意。2週間で1㎏未満に留めろことが大切です。

②塩分の取りすぎない
1日の塩分量は7~8gに抑えましょう。血圧の上昇やむくみの兆候が見られる場合には塩分の取りすぎに注意が必要です。

③過度な疲労は避ける
睡眠、休養は十分にとり、規則正しい生活を心がけましょう。

まとめ

糖分・塩分を取りすぎると非常に恐ろしいことが起こる可能性が高くなることが、わかりました…!実際に話を聞いたり(叱られたり汗)することで、自分でも興味深く調べることにも繋がり、知識量も増え、恐怖心の更なる増加へと繋がりました…!他人事と思わず、妊娠中はリスクある病気と隣り合わせにあることを学びました…。

かめたん

生活習慣や食生活をもう一度見直し頑張ります!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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