子宮卵管造影検査やった感想→痛い!値段は?いつがベスト?

不妊治療

子宮卵管造影検査やってきました!我慢できる痛み!と信じて挑みましたが、マジ痛い!!

次待ってる人に『ホント痛いんで本気で覚悟しておいた方がいいですよ!!』って言いたくなるぐらい痛かった…。←さすがに言うには我慢しましたが。。汗

前回のブログでは、タイミングを取りました~で終わっていました…全然更新しなくてすみません…生理が来ました。(32日周期でした。)なので、通院して子宮卵管造影をいつやるか決め、やってきた次第であります。

今回は子宮卵管造影というものを行いましたが、前回の病院では、超音波子宮卵管撮影をやったので何が違うのか?どっちの方が痛いのか?値段はそれぞれいくらかかったのか、体験したこと、メリットデメリットなどをまとめました☆

子宮卵管造影

子宮の入り口から管を入れ、造影剤を流し込みます。子宮の中の状態や両側の卵管の通り、卵管からお腹の中への拡がりを見る検査です。

※卵管はとても細いため、超音波ではほとんど見ることができませんが、造影剤はレントゲンで白く光るため卵管が通っているかどうかがはっきりわかります。
お腹の中の拡がりを見るため、2日間かけての検査でした。

1日目→検査着に着替え、レントゲンの台へ。造影剤を入れる。レントゲン撮影。
2日目→レントゲン撮影のみ。その後結果を聞く。

メリット

●軽い卵管の詰まりであれば通りを良くすることができる。
●卵管の通りや働きがよくなり、妊娠しやすくなることもある。
●卵管の詰まりなどが分かると、その後の治療方針が決定しやすくなる。

デメリット

●痛い!!
痛いポイントが二箇所あり、一つは子宮の中に管を入れて風船を膨らませる時。子宮が圧迫されるため、生理痛の一番痛い時みたいな、フンズマリのような…痛みを感じる。二つ目は造影剤を流し込む時。1~2分で終わる人が多いらしいが、この1~2分が長く感じるのなんの!!ギブアップしそうになりましたが、何とか耐えました…

●造影後腹膜炎
子宮や卵管内にばい菌がいると、造影剤を流し込むことで、お腹の中にばらまかれてしまうことが稀にある。感染予防のため、抗生剤を検査後2日間服用する。

●造影剤の残留
わたしが通っている病院は油性の造影剤でした。油性の造影剤は、お腹の中ですぐには吸収されないため、半年から一年程お腹に残る。特に悪影響はないが、レントゲンやCTを撮る際に造影剤が写ってしまい他の臓器が見にくくなってしまう。ちなみに、水性の造影剤はお腹のなかで吸収され、尿から排出されるため、残留することが少ないそうですが、観察しにくいデメリットもあるとのこと。

●ヨードの影響
ほとんどの造影剤にはヨードが含まれています。ヨードは甲状腺機能に影響を与えます。甲状腺機能異常がある方は甲状腺機能に影響を与える可能性があります。

油性の造影剤vs水性の造影剤 妊娠率に違いはあるの?

子宮卵管造影で油性または水性の造影剤を使用し、その後の妊娠率に違いが出たかを比較した報告が出ていて、論文で発表されました。
2562人を対象に油性の造影剤を使用された方(1179人)と,水性の造影剤を使用した方(1383人)にそれぞれ妊娠率に差が出るのかを検討。すると水性の造影剤より油性の妊娠率の方が高かったという結果が報告されています。ですが、油性の造影剤が妊娠率を上昇させた科学的根拠は明らかになっていないそうです。

超音波子宮卵管撮影

この検査では、超音波を膣から子宮や卵管にあてて、これらの状態をモニターで観察します。卵管が通っているか確認するため、生理食塩水と空気に混合液を使用します。混合液がスムーズに卵管を通っていくかを評価する検査です。

メリット

●X線を使わず短時間で受けられる。
●子宮卵管造影よりは痛みは少なかった。(わたくし個人の実体験によるもの)どっちみち痛いですけどね…
●通過性があまりよくなかった卵管が通りやすくなるため、実施後妊娠したすくなることが期待できる。(実際わたしもこの検査の後妊娠しました。結果としては流産でしたが、妊娠しやすくなる事実はあると実感しました。)

デメリット

●子宮卵管造影より精度が低い。
●痛い!(やっぱり痛いですが、こっちの方が痛みとしては耐えられるのかなぁ~いや美化しているのかなぁ)

子宮卵管造影と超音波子宮卵管撮影の値段の違い

子宮卵管造影=10,120円
超音波子宮卵管撮影=21,600円

でした!!

いつがベスト?

子宮卵管造影を行うにあたり、いつが一番ベストタイミングなのか?
病院で検査時期を聞いたところ、“生理終了直後から排卵時期前まで”とのことでした。

まとめ

どちらの検査にもメリット・デメリットがあり、痛みにも多少の違いがありました。痛みに弱い方は超音波子宮卵管撮影の方がマシかも?(個人の主観によるもの)
検査によって精度も異なるため、より精度の高い検査を受けたい方は子宮卵管造影の方がより正確な結果がわかるかもしれません。
病院によって、「うちは子宮卵管造影のみです」とか方針が固まっているところが多いので、病院を決める際に事前に聞いてみるのも手かもしれませんね。