へその緒が巻き付く件と会陰マッサージ(35週0日)

妊娠後期

今日で35週。9か月目の最終週となりました。最近は塩分を控えることとお菓子を食べないことを頑張って継続しています!味が薄い料理は素材の味を楽しめるのと、便がスッキリでるのとで良いことづくめ~そう思い最後の週までお料理それなりにがんばります!
毎日やってることは、朝起きたらマタニティヨガ、夕方頃一時間の散歩、入浴中のおっぱいマッサージはしっかり続いています☆
今回の検診では気になることがあったので、その時話した内容などまとめていきたいと思います!

35週の診察内容

一般的に生産期は37週からと言われていますが、36週を過ぎれば赤ちゃんは肺呼吸が整っているため『おぎゃ~』と泣くことが出来ます。なのでいつ生まれても良いように準備をしておいて下さい。

かめたん
かめたん

そうなのですね!準備とはどのようなことをしたら良いのでしょうか?

そうですね。やはり歩くことです。今までは1時間のウォーキング+お腹が張ったら休んでいたかもしれませんが、36週からはお腹が張っても休まないで、むしろお腹が張るのは良いことなので、子宮収縮を促していきましょう。調子が良ければ一日に2時間歩いていただいてもかまいません。もちろんぶっ続けではなく、、朝1時間夜1時間など自分のペースでOKです。

かめたん
かめたん

わかりました!歩く以外に他に何かありますか?

おっぱいマッサージも重要です。呼吸法の練習、※会陰<えいん>マッサージも今日から行ってOKなのでやっていただきたいです。

【※会陰<えいん>マッサージとは?下の方で詳しくまとめてみましたので後程ご覧ください☆】

それではエコーで赤ちゃんを見ましょうか!今日はへその緒が首や身体に巻き付いていないか確認したいと思います。

かめたん
かめたん

よろしくお願いします!

~エコー中~

赤ちゃん順調ですね。推定体重も2417gと平均です。へその緒ですが、1周首に巻き付いている姿が見られます。

かめたん
かめたん

(+_+)!!赤ちゃん大丈夫なんですか?

妊娠されている3~4割の赤ちゃんはへその緒が首に絡まっているので、珍しいことではありません。中には2周巻いている赤ちゃんもいます。次回の検診の時に巻きが取れているかもしれませんし、2周巻かれているかもしれません。子宮内にいる時は苦しいことはないのでご安心下さい。

かめたん
かめたん

産まれてくる時に赤ちゃんの首が苦しくなるのですか?(;´・ω・)

母体の血液循環さえ良ければ、赤ちゃんにも酸素がいきわたるので赤ちゃんは頑張れちゃいます。ですので今できることは血液循環をよくすること=歩くことです。

かめたん
かめたん

全ての鍵は血液循環!ということですね!がんばります!!

へその緒が赤ちゃんに巻き付くことは良くあること…と言われましたが、実際どうなのだろう…?と少々心配になったので調べてみました!!

臍帯巻絡<さいたいけんらく>とは?

臍帯とはへその緒のことで、臍帯巻絡とは胎児にへその緒が巻き付くことを言います。
臍帯は血液を赤ちゃんへ送ることによって栄養や酸素など、育つことに必要な成分を与える重要な役割を持っています。
臍帯は赤ちゃんが子宮内で活発に動き回っても大丈夫なように、ある程度の長さを保っています。長さがあるということは、赤ちゃんの体に巻き付く可能性があるということにもなります。

原因

母体側の要因で臍帯巻絡が発生することはありません。活発な赤ちゃんの運動が原因になりうると考えられています。どんな方にも発生する可能性があり双子や三つ子の場合でも同様に発生することがあります。

症状

母体側に特に症状はありません。分娩経過中に臍帯巻絡が発生している場合、陣痛時の子宮収縮により臍帯部分が圧迫され、赤ちゃんへの十分な酸素が送られず、酸素不足により苦しくなることがあります。赤ちゃんに巻き付いている分臍帯の長さが短くなり、陣痛がきてもなかなか降りてこられない状態となり、分娩に時間がかかることにも繋がります。

治療

陣痛が始まる前の段階では、治療することは出来ませんので、経過観察をして様子をみていきます。陣痛が始まった後であれば、胎児の心拍の異常があるかを判断し、経膣分娩か帝王切開かが検討されます。経膣分娩の場合でも、胎児を早く出してあげるために吸引器具などの医療器具を用いる場合もあります。基本的には胎児の頭がでた後に首の臍帯巻絡を確認し、緩めてあげてから生まれてこれるようにします。臍帯巻絡がきつくてへその緒を緩められない場合には先にへその緒を切断することもあります。

かめたん
かめたん

色々調べてみると勉強になりますな~!とりあえず今は経過観察で、どうすることも出来ないので分娩時にどうなるか!?ということのようです。次の検診で診る時には絡まってないといいなぁ。

 

会陰<えいん>マッサージとは?

会陰とは、陰部と肛門の間の場所を指します。
会陰が固く伸びにくいと赤ちゃんの頭が出てくる時に裂けてしまったり、会陰をハサミで切らなければいけないことがあります。そこで、マッサージをして会陰を柔らかく伸びやすくなっていれば、会陰を切る必要がなくなり、裂けてしまうということも減ります。万が一裂けても小さな傷で済み、産後は楽に過ごすことができます。不必要な会陰切開を減らすため、会陰マッサージはとても大切です。

かめたん
かめたん

一般的な病院では8~9割は会陰切開が行われているそうです。私が通う産院では会陰切開率は15%とのことです。

会陰マッサージを行う前の注意点

〇妊娠35週を過ぎてからはじめる。
〇爪を切って手指をよく洗う。
〇出産をイメージしながら楽に座り、尾底骨を床につけるような感じの姿勢になる。
〇初めて会陰マッサージを行う時は気持ちの良い程度の痛くない強さで行い、慣れてきたら少しずつ強さを加えていくようにする。

オイルを使用する

会陰マッサージに使用するオイルは100%天然、冷圧搾法にて抽出されたものを使用しましょう。ホホバオイルがおすすめ。会陰マッサージ用のオイルとして売られているものもあります。

会陰マッサージのやり方

①両膝を立て、股関節を楽に広げる。


②オイルを手の平に取り、よく温める。


③人差し指と中指で、会陰をUの字を描くようにマッサージをする。(オイルをなじませるイメージで行う)


④親指を膣内に浅く入れUの字を描くように指を滑らせながらマッサージをする。

※慣れてきたらお親指を1㎝、2㎝と膣内に入れていきましょう。抵抗がある方はオイルを含ませたコットンで会陰部をなでるようにマッサージする方法でも良いです。

所要時間は5~10分。慣れてくると皮膚が伸びるのを感じることが出来るようになってきます。
理想は1日1回ですが、出産をイメージしながらリラックスした状態で行うことが大切です。無理なく出来る頻度で気軽に始めてみましょう。

かめたん
かめたん

わたしも今日から35週なので、入浴後に早速始めてみようと思います!!

まとめ

今回は臍帯巻絡と会陰マッサージについて書きましたが、普段生活しているだけでは、聞いたことのない単語だったので、調べて深く学ぶことができて良かったです!
次回は37週の検診ブログでお会いしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました!NEXT→子宮口を柔らかくする漢方の処方!五積散とは(37週0日)